満室にしたらスタッフに嫌われた!
新卒のレベニューマネジメント担当です!
以前の反省を生かして「単価を下げずに満室」にしました!
RevPARもぐんと伸びました!でも…
おや、何か問題でも?
現場スタッフが疲弊してしまって…退職する人が続出しています。
先々まで高稼働になっているのに、スタッフはどんどん減っていく。
困りました…。
スタッフも人間なので、満室が続くと疲弊します。
もともと宿泊業界は転職のハードルが低く、今はどこも人材不足なので「割に合わない」と感じたスタッフからどんどん離職していくでしょうね…。
みんな満室になって喜んでくれていると思っていたのですが…
実際、現場の方にすれば満室は忙しくなるだけで、特にメリットはありません。
数字を意識して運営しているのは、マネージャクラス以上からだと思いますよ。
「満室手当」でも出るのであれば別かもしれませんが…。
今回は「本当の販売可能室数」についてお話しします。
販売可能室数(Available Rooms/アベイラブルルームズ)
- 販売可能客室数とは?
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文字通り、「販売可能なお部屋の在庫数」です。
「ホテルの最大室数=販売可能な室数」ではありません。
部屋の売り止め状況、レストランの席数やサービスのキャパシティ次第で変動します。
レベニューマネージャーは「販売可能室数」を意識しながら、売上を最大化する責務があります。 - なぜ販売可能客室数の把握が必要なのですか?
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受入れ上限を超えて予約を受けると、ホテル運営がパンクしてしまうからです。
顧客満足度、顧客満足度の両方が下がります。 - 販売可能客室数はどうやって求めますか?
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ホテルの合計客室から、「あえて売止めをかけている客室数」を差し引きます。
その他、レストランの席数や1日当たりの清掃可能室数の上限などから逆算します。
販売可能客室数を無視して予約を取ってしまったので、スタッフが怒って離れてしまったんですね…。
短期的な売上を取れても、スタッフの離職で最大販売可能室数が下がり、長期的な売上を逃しては意味がありません。
レベニューマネージャーとして、「最大化」ではなく「最適化」を意識した在庫コントロールを心がけましょう。
今後はピークカットなどの対策を講じたいと思います…。
・「最大室数」=「販売可能室数」ではない!
・「販売可能室数」は現場の運営キャパシティから逆算しよう!
・わざと売り止めをかけているお部屋は、RevPAR計算時に稼働率の分母から除外しよう!