ウチって何が「つよみ」なの?!
長年、団体旅行を受け入れてきた宿でした。
個人旅行&WEB予約がメインになってきた昨今の流れで、ウチが競合に勝つには、何をつよみにすればよいのでしょうか。
結論から申し上げますと、エリアのトレンド分析や競合との比較を行って、貴施設にしかないものを探す必要があります。
まずは、「ONF」から考えていきましょうか。
おーえぬえふ…?
ONFとは
ONFについて説明します。
・オンリー1、ナンバー1、ファースト1のこと
・消費者のニーズに合致したONFでないと売れない
・消費者のニーズはトレンドをきちんと把握することから
オンリーワンは、他施設が再現することが難しい貴施設の特徴のことです。立地や設備、技術など、際現に多額のコストがかかるものをピックアップしてください。
ナンバーワンは文字通り、「これだけは競合に負けない」という自負があるコンテンツです。同内容を同価格で販売した時に、予約者から選ばれるものをピックアップしてください。
ファーストワンは「競合に先駆けて取り組んだこと」です。
先駆けた分の優位性があることをピックアップしてください。
とりあえず、心当たりのあることを加味に書き出してみますね…。なんでもいいんですか?
最終的に絞る際は、消費者のニーズに合致しているものでないとあまり意味がありません。そのためには、トレンドをしっかりと把握しておく必要があります。
トレンドですか。
流行には疎いもので、何を追えばいいのやら…。
トレンドは、下記のような考え方で把握しましょう。
トレンド分析のチェックリスト
- 消費者は何を求めてエリアに来ているのか?
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「旅行目的」を把握することで、消費者の行動や求めていることを予測できます。和牛が有名な地域では、海鮮プランを出すよりも地産の和牛を活かしたプランの方が売れます。
- エリアでは何が流行っているのか?
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「観光立国宣言」以来、地域振興の観点から、地産食材やイベントなど地域のブランディングが行われています。県庁のホームページやSNSから、地域の取り組みや流行について情報を得られます。
- 全国的なトレンドはあるか?
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例えば、ロックダウン中で移動制限のあった旅行補助期間中は、県内旅行が人気でした(マイクロツーリズム)。規制緩和後、交通にも補助が適応されるようになった期間は、ダイナミックパッケージの予約が増えました。他にも、サウナやアフタヌーンティーなど、トレンドの波はビジネスチャンスでもあります。そのため、日頃からニュースや業界動向をチェックすることが重要です。
ニーズに合った変革で売上がUPした事例①変更前:薬膳中華料理(料理長が得意だったため)
②エリア調査の結果、「山形牛」のプランがある宿が売れ筋
③エリアで一番山形牛を堪能できる宿にコンセプトを変更→売上大幅UP!
需要を踏まえたうえで地域で1番のものをつくれば、売れる宿になります。
なるほど…参考になります。
再現性の高い商品は、競合にすぐに真似される可能性が高いです。
逆に言えば、真似できない商品をつくれば、売れ続けることができます。
今まで投資してきたこと、自施設が得意なオペレーションなどを振り返り、競合が真似できないつよみを武器にしましょう。
・消費者のニーズに合致した自施設のONFを把握しよう!
・消費者のニーズはトレンドの分析から読み取ろう!
・需要を踏まえた強みをつくり、「売れ続ける宿」になろう !